新しい「家族」

2005年1月10日
朝からとても冷え込んでいる。久しぶりに惰眠をむさぼろうと思っていたら母に起こされる。今日の昼Yが再婚相手を連れてくるらしい。
昨秋彼女は25年の苦しい結婚生活に終止符を打った。相手は私と同じ業界で社会的にも地位がある人だった。是非にと望まれて嫁いだのに、いじめや裏切りで気の休まる日は無かったに違いない。それでもYは辛抱強く妻として母として、その地に残った。3人の子供達はそんな母の姿を傍で見て励ましていた。嫁ぎ先は小さな街だった。一体何番目になるのか、夫が35歳の年下の愛人を囲った時、Yは一番下の子を連れて別居に踏み切った。昨春、一緒に出た子は大学生となりその地を離れた。Yは一人で調停を進め、最悪の条件で離婚した。しかしYは晴れ晴れとしていた。私たちの元へと帰ってくるものと思っていたが、Yは自分の持っている仕事の関係で留まった。
母が留まる理由が他にあるのでは・・・といい始めたときYから「再婚したい」との連絡があった。Yは真面目の上に「く〇」が付く位の性格だ。おそらく離婚前からの知り合いではあったが、お付き合いはきちんとしてからだったのだろう。そのYが相手を連れてやってきた。
7歳年上の自営業Hさんもバツイチ。お子さんが小さい時に相手が好きな人を作って出で行ったらしい。以後、男手一つでお子さんを育て、独身を続けていたそうだ。朴訥な優しそうな人だった。今まで辛かったYを幸せにして欲しい。両親と私はそうHさんにお願いした。
夕食は両親、私3人で近くのD寿司に出かける。昼間の感想をお互いに言いながらの食事を終えた。
Yが今度こそは幸せになれますように・・・寝る前に神に祈った。

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