薄暗い冬の空。太陽は顔を出したり、引っ込めたり。診察室から我が家の庭が見える。寒そうに膨らんだ雀達が金木犀の枝にとまっている。一回り大きな鳥がつがいで来た。ヒヨドリだ。横のワビスケの花芯をついばんでいる。寒くなって食べ物が減ってきたのだろう。野生の鳥達も生きる事に一所懸命。
インフルエンザもそれらしき児に検査はしてみるものの、陰性ばかり。初冬の暖かさにインフルエンザウィルスも惑わされたのか・・・そのかわり流行性耳下腺炎(おたふく風邪)・水痘(水疱瘡)が多い。水痘は明らかな水疱ができるので分かりやすいが、流行性耳下腺炎はポッチャリとした児は腫れ始めは分かりづらい。「お母さん、どう?普段と比べて?」なんて逆に聞いてみたりする。しかし一旦腫れるとまさに“おたふく”状態。腫れて痛みが強いと思うように口も開けれず、情けない顔で待合室のはずれで座っているのを見ると何だか可哀想になってくる。でも流行性耳下腺炎は治りがけが注意。髄膜炎や膵炎、男児であれば睾丸炎を合併する。もっと困るのは父親が罹っていなくて、子供から貰った場合だ。だから必ず「お父さんは罹っていますか?」と確認する様にしている。
午後からは1ヶ月健診。外来はそこそこの人数だが、今日1日で4人も産まれていた。出生率低下が考えられないくらいの出産ラッシュ。文字通りの赤い顔と身体をした“赤ちゃん”どの子も元気よく泣いていた。
夜、研究会で市内のホテルに出かけた。研究会後の懇親会でも専らインフルエンザが少ないとぼやく開業医達。懇親会終了後、年輩の先生方のお誘いをかわして一人ホテルのメインバ−でナイトキャップ。甘い香りの美味しいラムをストレ−トで頂く。ほんのり温まった身体が冷えないうちに早めに切り上げてバ−を後にした。
インフルエンザもそれらしき児に検査はしてみるものの、陰性ばかり。初冬の暖かさにインフルエンザウィルスも惑わされたのか・・・そのかわり流行性耳下腺炎(おたふく風邪)・水痘(水疱瘡)が多い。水痘は明らかな水疱ができるので分かりやすいが、流行性耳下腺炎はポッチャリとした児は腫れ始めは分かりづらい。「お母さん、どう?普段と比べて?」なんて逆に聞いてみたりする。しかし一旦腫れるとまさに“おたふく”状態。腫れて痛みが強いと思うように口も開けれず、情けない顔で待合室のはずれで座っているのを見ると何だか可哀想になってくる。でも流行性耳下腺炎は治りがけが注意。髄膜炎や膵炎、男児であれば睾丸炎を合併する。もっと困るのは父親が罹っていなくて、子供から貰った場合だ。だから必ず「お父さんは罹っていますか?」と確認する様にしている。
午後からは1ヶ月健診。外来はそこそこの人数だが、今日1日で4人も産まれていた。出生率低下が考えられないくらいの出産ラッシュ。文字通りの赤い顔と身体をした“赤ちゃん”どの子も元気よく泣いていた。
夜、研究会で市内のホテルに出かけた。研究会後の懇親会でも専らインフルエンザが少ないとぼやく開業医達。懇親会終了後、年輩の先生方のお誘いをかわして一人ホテルのメインバ−でナイトキャップ。甘い香りの美味しいラムをストレ−トで頂く。ほんのり温まった身体が冷えないうちに早めに切り上げてバ−を後にした。
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