夜空ノムコウ

2005年2月1日 日常
凍てつくような寒さの朝。窓から見ると地面に雪の影はない。天気予報は気温は当てたが、積雪に関してはハズレ。少しでも雪が積もるとノロノロ運転になってしまう。今回は“ノロノロ”は回避出来そう。勤務終了後、予約していたタクシ−に乗りこむ。今日はこのまま一日診療。少しの時間も惜しんで睡眠を取る。自宅に着き湯船に直行。冷えた身体を温める。私はお風呂に入るとかえって目が覚めるタイプ。色々と考え事をしながら今日一日のシュミレ−ション。

寒い寒い日の診療が始まった。出足が悪いと思いきや、高熱の児達がポツポツ来院。「夜になったらもっと寒いから〜」と早目に連れて繰る母親もいた。診察室の窓から見る風景。まさに“北風”らしき音にのって小雪が小さな渦を巻いて舞っていた。

父が病室を替わった。トイレ付きになったらしい。事情があってトイレが無いと不便だったので喜んでいる様子。なんと、私を出産した時の部屋だったらしい。「壁の塗り替えはしてあったけどベッドや床灯台の配置はそっくりそのままだったわよ」と母が病院から帰って懐かしそうに話していた。思いがけない偶然。今日に限って不思議な縁。

昼休みに小一時間夢の中。今のソファでmと一緒に仲良くzzz・・・

午後診終了。今夜は市内の「ポ〇〇〇」で小さな宴がある。少しだけおめかししてお出かけ!知らない人達も一緒にワイワイと賑わう。外は身を切るような寒さ、でもこの場所は身体も心も暖かい。ゆっくりゆっくり静かに更ける夜。帰り道、空を仰いだ。雲で覆われ星の瞬きはないが、深い濃紺の夜空の向こうに愛しき人を想う。澄んだ冷気が酔った頬に心地よい。来年の今夜は誰といるのだろうか。
それは来年までのお楽しみ・・・

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