何かが・・・

2005年6月24日 日常
澄み切った空に明るい日差し。梅雨とは思えないお天気。快晴が続くと本来嬉しいものだが、我が街はそうとは言い切れない。先日の地震はさておき、唯一の天災「渇水」が懸念されるからだ。働き始めてこの渇水による給水制限を受けた時期があるが、どうにもこうにも不便極まりなかった。軒並み飲食店の売り上げは減り、我が街自体の活性にも大きく影響する。だから梅雨は梅雨らしくきっちり降って頂きたいものだ。

今週は10代の事件が相次いだ。親を殺し、兄弟を殺す。日本はいったいどこへ行くのだろうか?産科領域では出生直後に“カンガル−ケア”なるものを発案し実行している施設も少なくはない。でも以前は全くしていなかったことだ。陣痛と言う辛い痛みの後に我が子を得たことで、十分に母親としての愛情を注げていたはずだ。でも今はどうも違うらしい。私はまだ我が子を得てはいないが、将来もし我が子を得ることが出来たならば、母が私に注いでくれた愛情をそのままそっくり我が子に注げば良い事だと思っている。「実際、親にもなっていないくせに…」と陰口をたたかれようが、今の私にはそれしか言えないし、その時代や私と私の子の性格などに合わせて母親の愛情をアレンジしていくしかない。

「昔のように大家族じゃないから子育てを教える人が居ない」という理由でさまざまな子育てサ−クルやご教授本が増えている。でも“母親”というのは突然なるわけではない。10ヶ月という予習期間があるのだ。そして以前は確かに年上のおばあちゃんたちが教えていたかもしれないが、それ以前に自分が注がれた母親の愛情を思い出すべきだ。人から何を言われようとも自分の母親像が一番の教本なのである。

でも悲しいことに今の時代にこの考えは当てはまらない。「自己中心的」「我が身さえ良ければよい」「子供の犠牲になりたくない」「親としての自分よりも一個人としての自分が大切」そんな考えが根本にあるのだろうな…と思わせる人達があまりにも増えてきた。

毎日繰り返される報道に悲哀を感じてしまった。

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