父親の想い

2005年8月5日 日常
夜は父親とともに医師会関係の宴席へ出かけた。某ホテルの宴会場で立食パ−ティ。懐かしい顔にも出会えた。久しぶりに交わす会話もまた楽しい。

私を含め、二世代医院も多くなってきた。世代交代の時期が来ているのだろう。開業医の中には跡継ぎがいなく閉院されるところもある。私はあまり出来は良くないが、かろうじて父親と同業者になり、その中でも同じ道を選んだ。
「立食は疲れるから嫌だな〜」等と往きのタクシ−の中でぼやいていた父も広い宴会場を動き回り、会話を楽しんでいる様子。その姿を見てやはりこの道を選んで良かったと思うと同時に、その継続の責任の重さに再度気を引き締めた。

二次会は先輩の先生に連れられて歓楽街Nへ。父と同世代の先生が嬉しそうに「うちの倅は出来が悪いが優しい。本当に優しい」と何度も言っておられた。少し時間がかかって医師免許を取られた其処の若先生だが、真面目な立派な二代目として頑張っている。「もう後は天国に行く準備だけや」と笑いながら言われる先生にほのぼのとしたものを感じると同時に少しだけジ−ンときた。

気持ちの良いほろ酔い加減で少しだけ早目の帰宅。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索