今日は終戦記念日。戦後60年にもなった。父は60年前の今日、玉音放送を聴いた人だ。やはり泣いたそうだ。同じ戦前派でも母は違う。北京に居た為、戦争の物資不足は体験しなかったそうだ。しかも玉音放送も聴いていない。そのかわり引き上げ船に乗るときに「あぁ、日本は負けたんだ」と初めて認識したという。

いつも話題の「靖国参拝」。今年は首相は行かないようだ。やはり来月の衆院選が気になるところか・・・?

朝からテレビで衆院選について色々な論争があっている。でも何故か薄っぺらく聞こえてしまう。表現があまりにもワイドショー的過ぎる。どうして普通に「対抗馬」「対立候補」と言わなくて「刺客」なんだろう?そのほうが面白いからか?その「刺客」が女性が多いから「くのいち」なのか?大事な選挙なのにマスコミは馬鹿にしている。

首相の是非はともかく彼は主義主張が一貫している。彼の政治テーマとも言える“郵政民営化”。これを公約の一つとして彼は総裁選に望み、選ばれた。選んだということはその公約に賛成ということと一緒である筈だ。なのに、あとからろくな理由もなしに「反対」を叫び根回しして参院選で否決した。造反組のお頭K議員は衆院選で可決された時「今回はやられたけど今度(参院)ではノックアウトしますよ〜」とニタリとしていたが、子供の喧嘩じゃあるまいし、幼稚な表現をする人だと思った。参院で否決された時、「してやったり」と思ったに違いない。でも首相はそんなレベルで考えていなかった。

まさか本当に解散するとは思わなかったであろう。今までの首相連中達であると我が身保身のため、ナアナアで解散せず郵政民営化は先送りになり郵政族は一安心・・・という結末であったであろう。しかし“変人”は違った。本当に解散し(しかも即刻)造反組には党の公認を取り消すというぺナルティまで与えた。「やりすぎだ」「ファシズムの始まりだ」などと騒いでるおっさん達。貴方達が自ら蒔いた種なんです。しかも今の日本の若者達にファシズム思想が受け入れられるなんて逆立ちしても無理。「ファシズム〜?何〜それ?え〜っ。面倒くさいや〜」で終わるのがオチ。自分さえ良ければよい“自己中心型”の人間ばかりですからありえません。

何はともあれ、興味深く政治というものが近く感じられた郵政民営化法案を契機とした一連の政治の動き。見逃せない。“変人”はどこまで見越しているのだろう。悪しき“馴れ合い密室政治”に終止符が打たれるのだろうか?

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