鎮魂

2005年10月12日
文科省が3歳までに「愛情形成を」と提唱した今日、3歳で母親から餓死に追い込まれた事件の結末を迎えた。

21歳の母親は12年の実刑。検察の求刑は14年だったそうだ。「罪を償い早く出所してお墓参りに行きたい」との母親のコメントだったそうだ。

食べ物を与えずに死に至らしめる、しかも3歳の幼児を我が恋人と一緒にいたい・子持ちだとわかって嫌われたくないという野性の動物にも劣る欲望で行った極悪行為。

12年で何がわかるのか?お墓の前で手を合わせたらそれで罪は償ったと言えるのか?刑期を全うしたらそれで終わりなのか?以前にも書いたが決して自分には向けられなかった母親の嬌声を耳にしながら人生を終えた3歳の女児。でも「いつかはママが私に声を掛けてくれると最後まで信じていたのだろうか?

オムツがもったいないと古新聞の上で汚物まみれで見つかった我が子を見て何も思わなかった母親は12年で改心するのだろうか?

どうしたらよいのか、私にも解らない。ただ大人以上に母親の愛を必要とする年齢でこのような形で短い人生を終えたこの女児。
ただただ、胸が痛くて私は堪らない。二度と起こしてはいけない事例の一つ。どうか安らかに天国ではご飯をいっぱい食べてお友達がたくさん出来ると良いね。合掌。

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