少し気温が下がったためか、嘔吐や下痢などの消化器症状が増えてきた。軽ければそうでもないが、頻回になってくると顔色も悪くなり見た目にも辛そうだ。

嘔吐と下痢の症状が強くいかにも「嘔吐下痢」という児の親に「嘔吐下痢症または胃腸炎、いわゆる『お腹の風邪』でしょう」と説明すると今までの大抵の方は納得されるが、最近はちょっと反応が違う。
「食中毒じゃないんですか?」とよく聞かれる。周囲に同じ症状の方はいるかと問うても答えは「いない」では違うのではというと「学校の給食とか・・・」と言われる。クラスメイトに同じ症状の児童がいるかどうかの問いには「わからない」

私にはこのような質問をされる親御さんたちの頭の中が「わからない」。どうして頻度の低いものを懸念するのだろう?学校や家の中で同症状がいればともかく、圧倒的に頻度の高い“嘔吐下痢”じゃ納得しないのだろう?

問診表に「タマゴアレルギー」て書いてあったら「タマゴ=鶏卵」と考えると思うのだが、先日の人は実際のアレルゲンは何と「イクラ」だった。

書いた親の言い分は「だって『イクラ』も『タマゴ』じゃないですか!」・・・確かに“鮭のタマゴ”だけど。でも10人中99.9%は「タマゴ=鶏卵」と思う。「タマゴ=鶏卵」って駄目なのぉ〜

頭がクラクラ。頻度の高いものから思いつくって、通用しないのかな〜?う〜ん、不思議ワールド。

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