色んな秋色

2005年10月3日
朝早くYが帰っていった。仕事が10時からあるとの事。ご苦労様です、気をつけて帰ってね。

朝から何となく“しんどい”。気候の変わり目のせいだろうか、それとも一晩中甘え泣きをされたm君のせいでの睡眠不足か・・・

秋晴れは空が高い。10月で30℃を超えたといっても真夏の暑さではない。お洒落な秋はそっとそっと近づいてきている。秋桜や紅葉が美しい季節。気持ちの良い風を受けて手作りのお弁当を持っていくピクニックが似合う季節だ。行楽の秋。でも一人行楽はちょっとだけ寂しい・・・

昨日珍しくハードカバーを買った。一つは話題の今年の江戸川乱歩賞受賞作。そしてもう1冊は桜井よし子さんのエッセイ。平穏な彼女の表情が一体どのようにして形成されたかが、解るかも。いうなれば読書の秋。

食べ物も美味しくなるのも秋。でも体型維持には天敵!!ヘルスメーターと相談しつつ堪能しよう。

されど外観

2005年10月2日 日常
診療の合間に売店にお茶を買いに行く。すると以前の外来師長と偶然出くわした。「こんにちは」と言う私に怪訝そうな顔をした師長さん驚いた顔になって「あらっ!Azure先生!誰かと思ったわよ〜まあ、痩せて綺麗になって全然分からなかった〜」以前この病院に常勤でいた時期、それまでの人生の中で最も私は外観的に悲惨な時代を過ごしていた。

今より10kg以上も体重があり、当然着れる洋服もそんな体型だと自ずから決まってくるので冴えないファッションだった。髪型は肩くらい、例の美容師U氏に「伸ばしたい」と訴え、伸ばしているはずがいつもその長さだった。きっと彼なりにこの長さが限度だと調整してくれていたのだと思う。

でもその時私はある男性と交際していた。同業者男性達の乱れた女性関係に嫌気がさしていた私にとって異業種のこの彼はとても真面目に見え、そこが好感を呼び非常に嬉しく思い交際していた。しかし何故か私は“不細工”になっていった。

人は恋愛をすると綺麗になると言う。特に女性はそうだ。でもこの時期の私は写真を見れば見るほど今とは別人の若さのない“オバチャン”なのである。

その彼は私に一切お洒落をするなとはいわないが、洋服をはじめ何も褒めてくれなかった。「どう?似合う?」と聞いても「わからない」と言う。「だって特別に変な格好しているわけでないのだから、似合うとか似合わないとかは自分には分からないし、別にそれでいいのじゃない?」

たまにちょっとした通勤用の鞄を買ったり廉価なアクセサリーを買ったりして「どう?」と見せると火の様に怒り出す。その男性いわく「本来自分が買ってあげるべきそういった物を、自分は収入が少なくて買ってあげられない。なのに自分で買い見せ付けるとは何事か!!」

当時の私も変だったのだろう、何故か「ごめんなさい」とまで言っていた。(今じゃ考えられない)しかし、やはりズレは生じてきた。綺麗になる事を良しとしないその彼に、憑いに疑問を持ち結局その交際は終了した。

私は良い経験をしたと思っている。このような経験があり、私は今の私になれたのだから。きちんと身なりを整え、相手に好感を持っていただけるような服装を考え、決して派手ではないが『お洒落』感を漂わせる・・・TPOをわきまえ、自分を装飾する事がどんなにその人の心の豊かさに影響するかと言う事を学んだ。

今の私の恋愛はさておき、時折凹みはするものの随分と心の表情は外観に反映して来たと思う。

これからも、これまで以上に美しく、たおやかでありたい。
先週に引き続き今日も昼間は某病院で小児科日勤。常勤医師に聞くとやはり喘息は増えてきだしたようだ。

綺麗になった個々の病院にくると何故か気分が悪くなる。新建材の影響と思うのだが心身ともにブルーになる。ここも月に休日2回は来ている。もうそろそろ辞めなさいって事かなあ〜

身体を忙しくしていれば、余計な事は考えずに済む。でもいつまでたってもそんな逃避で良いのだろうか・・・

来院者が途切れるとふと考え込んでしまった。

今宵の月

2005年10月1日 日常
急に母が上京することになった。旅慣れしていない母のために奔走。ボストンバックを持つのは重いので私のR社のキャリーを貸した。ネットで急いで宿泊先を決めて送り出す。

午後から頼んでいたジャケットとカットソーを某百貨店に取りに行く予定であったが疲れがドッと出て行く気がしなくなった。昨日の凹みもあるし、ちょっとだけ人知れず枕を濡らす。

どうやらいつの間にか眠っていたよう。母が居ないからY、Tも今夜は泊りにくるとのこと。これまた慌てて夕食の段取りを考える。結局Yの希望で春吉の「う〇〇〇〇」へご案内。

せっかくだからと父の癒し場所「B」へ。会話を楽しんで父とY、Rは先に帰宅。ここのママH子さんにちょっとだけ話を聞いてもらおうとしたその時!以前この場所で知り合いになったN氏が登場。備前焼の美しさを教えてくださったN氏である。久方ぶりの再開を楽しみ一人帰宅。今宵の月は私を優しく照らしてくれた。

心の耐震

2005年9月30日 日常
平穏で楽しい夜を過ごした翌朝。お天気も手伝ってドライブ気分でネーベンへ。今日の午後は父の急な関係で午後は自宅での仕事。遅めの昼食を摂りかけたところ、郵便物が届く。

ある郵便を見てまた気持ちが凹む。せっかく楽しい翌日なのに一気に冷え込む。心の震度計が揺り動かされる。じっと眼を閉じる。じっと眼を閉じる。じっと眼を閉じる・・・

後ろは見ないと誓った。だから後ろは見ない。でもまだまだ揺れ動く心の震度計。激震ではないが、心の耐震構造を見直さなければいけない・・・今夜は眠れるだろうか・・・

お魚と人間国宝

2005年9月29日 日常
今夜は先日ワイン会を案内してくれたA氏との会食。予定していたお店には事情があって行けなかったけど急遽変更の「い○○」。

私は随分久しぶり。でも大将はじめ皆さんで歓待してくれた。お魚好きのA氏にも満足していただけたようだ。良かった、良かった。

この地で育った成果、やっぱりお魚には煩い私。ここのお店の鮮度は関東方面の方たちには特に白身・青魚が脅威らしい。だって抜群に美味しいから!!

某人間国宝を話題に賑やかに気の置けない美味しい食事と会話で秋の夜長は更けていく。

運動会

2005年9月28日 日常
天高く青い秋の空。思ったよりも残暑は厳しくない。

この時期はやはり運動会シーズン。保育園を初め練習量は只者ではない。時折、練習量が多すぎて本番にダウンしちゃう子も多い。

でも真っ黒に焼けている子供達を見ると季節感を感じさせられる。春組も多い中、やっぱり運動会は秋かな〜なんて思う今日この頃。

心温まる夜

2005年9月27日 日常
今夜は担当の製薬会社の方が転勤されるということで送別会。このHさんとの送別会は2回目。

初対面は12年前。もう随分前のお話。ちょっと見は強面なのだが非常に優しい方である。私のボディガード的な存在だった。最初の転勤の時にはフェラガモの黄色のネクタイをプレゼントした。嬉しいことに今夜はそのネクタイで来られた。

「Hさん、また前回と同じですけど・・・でもちょっとグレードアップしてるかな〜?」

今回はエルメネジオ・ゼニアのネクタイ。少しパープルが入ったレジメンタル系の柄だ。Hさんのスーツは大体紺か濃いグレーでカッターは白が殆ど。一応それを見越して選んだネクタイ。

Hさんはとっても喜んでくれてその場でネクタイを締めかえられた。今回の転勤地はある交通手段で約1時間。「前回よりも近いですから」との事。

このような暖かい人と人との触れ合いが出来る我が身を嬉しく思った夜。転勤先でも頑張ってね、Hさん!

抜け感

2005年9月26日
日常の服装はジーンズが多い。勤務医の時はさすがにブルーデニムは控えていたが、ブラック等のカラージーンズはよく履いていた。パンツスタイルが何故多いかと言うと小児科をしていると処置等で足を広げて暴れる子供を抑えたりなどが要求される。腰椎穿刺などはその体勢が処置の結果を大きく左右するため、子供の足を跨いでガッチリと押さえ込む。優雅にタイトスカートで裾を気にしてたらやってられない。自ずからパンツスタイルが多くなる。

最近は専らデニム。動きやすいし自分の体型コントロール維持にも役立つ。しかも最近はちょっと大人系のデニムも多くなってきた。セブンに始まり最近のお気に入りはJames。「美脚」と雑誌で取り上げられているJoreは何故か合わない。妙な体型なんだろうか・・・

以前とは違ってデニムとは思えない価格帯にもなってきた。D&Gなんかはその代表。6万のジーンズって一体・・・?と思っちゃう。

ふさぎこんでいた先週、ついに自分への励ましと思ってイタリアブランドの「Corleone」しかもコットン100%購入してしまった。微妙な色落ちとクタビレ感がえもいわれぬ“抜け感”をかもし出している。肩に力が入っているというか、今ひとつ脱却できていない今の私にはこの位が良いかもしれない。D&Gほど高くはないが今までの中では一番高価。

さあ、頑張らなければ・・・「抜け感」を大切にしながら・・・

後ろは見ない

2005年9月25日
少し途切れがちだった日記。ありとあらゆる要因が一気にかぶさってきて、感情のコントロールが全く出来ていなかった。

まだ一歩は踏み出せない。でも後ろは見ないようにしようと思う。
先日A氏から誘われていたワイン会に初参加。沈みがちだった日々を過ごしていたが久しぶりにお洒落をしたせいか、気持ちも華やぐ。

会員の方たちは異業種と聞いていたが、10名のうち私を含め4人が同業者。改めて医者ってワイン好きなのかな〜と思わされた。場所はよく行く「プ○○・○・○○マ」だったのでマネージャーのOさんもいたのでちょっとだけ、緊張はほぐれた。でも堅実で肩の張らない好感の持てるワイン会だった。同業者の先生も市外の方たちだったので、ある意味新鮮だった。

実はこのワイン会の前にもっと緊張することが・・・あろう事かプロのカメラマンY氏に北天神のスタジオで撮影してもらっちゃった・・・
ややへっぴり腰のにわかモデルは学会発表以上に緊張極限!それでもそこはやはりプロのY氏。上手にファインダーを通して表情を作ってくれる。でも出来上がりはちょっと怖いな〜へへへ

気分はすっかりケイト・モス?!アンジェリーナ・ジョリー?!はたまたモニカ・ベルッチか!!厚かましいにもほどがあるって怒られそう〜〜

でも沈んだ気分が華やいだ夜。撮影してくれたY氏、エスコートしてくれたA氏にあらためて感謝。

ララのように

2005年9月23日 日常
人は人生の中である意味「トレジャーハンター」をしているのかもしれない。自分にとっての「トレジャー=財宝」を見つけるまで色んな策を講じ、アイテムを駆使して「ハンター」となる。

「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリー扮するララの如く力強くある時は傷ついても戦いぬく事が要求されるのだろうか・・・?

一体私の人生にはどんな「トレジャー」が隠されているのだろうか?そしてそれを私は見つけられるのだろうか?今は傷ついているが再び「ハンター」として戦えるのだろうか?

慟哭

2005年9月20日
朝から動けない。何もできない。涙だけが頬を伝うのみ。悲しさや寂しさや不安や自分を責める気持ちが混在となって、どう動けばよいのかわからない。

助けて・・・・助けて・・・・心の中で叫ぶだけ。

ふらふらしながら出掛けた。皆が知らない間の隙だったようでいつのまにか探されていた。車もぶつけた。

一体、何をすればよいのだろう?自然と湧き出る涙。

祭日

2005年9月19日
シンデレラマンをみた。号泣した。抑えた演技が「優しさ」倍増し、涙が止まらなかった。
今朝はゆっくり起床。ブランチと言う形で両親と食事を摂る。私の母はあまりテレビを見ない人だが、日曜日だけは「サンデーモーニング」→「サンデープロジェクト」の時間を楽しみにしている。(もう一つ好きな番組:「TVタックル」)

「モーニング」の方は関口宏氏があのヘアカラーと同様、胡散臭いので私は好きでない(でもTBS解説者岸井氏は好きだ)。でも「プロジェクト」の方は政治なるものが、少し身近に感じられて内容によっては面白さを感じる。今日の「プロ・・・」はゲストが多種多様。面白かった。

やはり目玉は桜井よし子氏。今までのイメージは「ごきげんよう」と上品な口調な女性ジャーナリストといったイメージだったが、先日のNHKの討論会でそのイメージは払拭された。
とにかくものすごく勉強している。というオーラが滲み出ている。しかも嫌味なく声を荒げることなく、しかし確固たる信念と思想を坦々とよどみなく語られる。若干、挑発気味な田原総一郎氏の意見にも感情を高ぶらせずに、それどころかにっこり笑ってまで切り返すあたりなどは、只者じゃない。自民党の中川氏は目線が思い切り男尊女卑風。「オンナ如きに何がわかる、フンッ。」的なものが言葉の端々に伺われる。しかし相手をしっかり見据えて堂々と意見を述べられ、突っ込まれ最後はやや引き気味だった。このような女性政治家がいてくれると頼もしいが、緒方貞子氏と同様、桜井氏も聡明な人だから敢えて政治家にはならないのだろう。私もそのほうが似合っていると思うし利口だ。

そんな桜井氏に感心しながら見入っていると、もう一つの目玉討論ゲスト佐藤ゆかり氏が目に入った。凄く緊張の面持ち。その後の討論でも器の違いがありすぎた。

熱心に司会する田原氏と桜井氏の間に白いポロを着た“オッチャン”がいた。「えっ?今日は一般視聴者も前代未聞の選挙後だし地方の郵便局の職員さんでも呼んでいるのかな?」と思っていたところ・・・なんと!宗男君だった!!政治家オーラなし!でも“村のオッチャン”オーラが凄い!これが彼のアイテム。相手が油断するのだろうな。

郵政民営化問題だけでなく外交・経済など様々な問題について陶等と述べていた桜井氏。ある意味、注目したい人物でありまたお手本にもしたい。

真摯な想い

2005年9月17日 恋愛
今まで相手を真摯に想ってきたことが、相手にとって不幸につながるのではないか・・・

「真摯な想い」はいけないことなのか・・・

自問自答し闇の中を見つめる。

「井」の外

2005年9月16日 日常
久方ぶりにワイン会に誘われた。来週の土曜日である。しかも異業種の方達ばかりの会とのこと。Sにも褒められた「野性の勘」と「野性のセンス」だけでワインを楽しむ私にとって、このようなワイン知識人との会はちょっと場違いかもしれない(苦笑)でもお誘いしてくれた方が「大丈夫ですよ」と言ってくれたことをいいことに、厚かましくも参加することにした。

私の業界はある意味狭い。だから「井の中の蛙」に陥りやすい。
どちらかというと好奇心旺盛の私は「井の中」には居たくない方。

さてどんな「蛙」サン達に出会えるでしょうか!

Witch様へ

2005年9月15日 日常
スタイリストの件、ご賛同頂きありがとうございます。片山氏は若い頃は「ミス東大」って感じですけど、ヘアスタイル・ファッション(素材は良くなったのかもしれませんが)大学時代と同じってのが、かなり不気味です。最初見た時に感じた違和感て、ここから来ているのかなって思いました。

人は外観ばかりではないけど、やはりそれなりなスタイルは必要ですよね。このあたりが、ライサ氏との雲泥の差を感じずにはいられません。

きっと「ミス東大」って彼女の中で大きなステイタスであり、未だに引きずっちゃっている。でも顔は確実に老けていく・・・

思わず自分のワードローブ確認しました。エヘヘ

相互リンク

2005年9月15日 日常
おのぞ様、プー様、相互させていただきました。あまりたいした日記ではありませんが、楽しんでいただけたら幸いです。
ここ数日色々な事があり、日記を書くことが出来なかった。

弱い自分を戒めてまた新しい一歩を踏み出さねばならない。

足元と明日の先に見える何かをしっかり見据えて・・・

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