朝から話題の人「ホリエモン」氏と「造反下駄」氏とのくだらない“おしゃべり”があっていた。もう“討論”の域からはかなり低いレベルに来てしまっている。政治知識の無い「ホ」氏につられるように「下駄」氏もどうでもよいような次元に落ちちゃっている。普通の人オーラに満ち満ちてきた「下駄」氏。少し気の毒になった。痛々しいよ、全く。

M党の「三白眼」氏も相変わらず重箱の隅をつついたような反対意見しか言わない。同じ党の「眉の薄い腹黒」氏は何も言わずに様子伺い。相変わらずズルイ。

北の「疑惑のデパート」氏。講演会で実の娘まで借り出して応援演説させている。そして「893フォーク歌手」氏と新党つくちゃった。しかもベタな名称。

それぞれにキャラは濃いのだけどね〜
せいぜい悔いの無いように頑張ってくださいな。

残暑を迎える

2005年8月16日 日常
今日はお盆明けの日。来院数が多いといってもそこは夏枯れ時期、そんなには居ない筈・・・と思っていたら甘かった。
何がどう流行っているわけでもないのに、カルテがずんずん並んでいく。おそらく他の病院が休んでいるのもあるのだろう、やたら新患が多い。

新患にはやはり時間がかかる。問診は既往、現病歴ともに大事なもの。手が抜けない。よっていつも以上に披露困憊。

お昼休みもろくに取れないまま午後へ突入。またしても午前の再現。夕食時にはものを食べるのも億劫になってしまった。

張り切って残暑を乗り越えなくては・・・
今日は終戦記念日。戦後60年にもなった。父は60年前の今日、玉音放送を聴いた人だ。やはり泣いたそうだ。同じ戦前派でも母は違う。北京に居た為、戦争の物資不足は体験しなかったそうだ。しかも玉音放送も聴いていない。そのかわり引き上げ船に乗るときに「あぁ、日本は負けたんだ」と初めて認識したという。

いつも話題の「靖国参拝」。今年は首相は行かないようだ。やはり来月の衆院選が気になるところか・・・?

朝からテレビで衆院選について色々な論争があっている。でも何故か薄っぺらく聞こえてしまう。表現があまりにもワイドショー的過ぎる。どうして普通に「対抗馬」「対立候補」と言わなくて「刺客」なんだろう?そのほうが面白いからか?その「刺客」が女性が多いから「くのいち」なのか?大事な選挙なのにマスコミは馬鹿にしている。

首相の是非はともかく彼は主義主張が一貫している。彼の政治テーマとも言える“郵政民営化”。これを公約の一つとして彼は総裁選に望み、選ばれた。選んだということはその公約に賛成ということと一緒である筈だ。なのに、あとからろくな理由もなしに「反対」を叫び根回しして参院選で否決した。造反組のお頭K議員は衆院選で可決された時「今回はやられたけど今度(参院)ではノックアウトしますよ〜」とニタリとしていたが、子供の喧嘩じゃあるまいし、幼稚な表現をする人だと思った。参院で否決された時、「してやったり」と思ったに違いない。でも首相はそんなレベルで考えていなかった。

まさか本当に解散するとは思わなかったであろう。今までの首相連中達であると我が身保身のため、ナアナアで解散せず郵政民営化は先送りになり郵政族は一安心・・・という結末であったであろう。しかし“変人”は違った。本当に解散し(しかも即刻)造反組には党の公認を取り消すというぺナルティまで与えた。「やりすぎだ」「ファシズムの始まりだ」などと騒いでるおっさん達。貴方達が自ら蒔いた種なんです。しかも今の日本の若者達にファシズム思想が受け入れられるなんて逆立ちしても無理。「ファシズム〜?何〜それ?え〜っ。面倒くさいや〜」で終わるのがオチ。自分さえ良ければよい“自己中心型”の人間ばかりですからありえません。

何はともあれ、興味深く政治というものが近く感じられた郵政民営化法案を契機とした一連の政治の動き。見逃せない。“変人”はどこまで見越しているのだろう。悪しき“馴れ合い密室政治”に終止符が打たれるのだろうか?

お盆

2005年8月14日 日常
今日は11時にお寺さんが来られる。その前にTの運転でお墓参りに父と3人で出かけた。本来なら県外にあるお墓だが、再三行けない事とこの地に本籍を移した事もあって近くにできた霊園に新しくお墓を建てた。でも新しいと思っていたお墓も墓石の後ろを見るともう20年も経っていた。「早いもんだな〜」と感慨深げに父が呟いていた。

家に着くと丁度袈裟姿のお寺さんがいらしていた。暑いのにこうしてわざわざ足を運んでこられる。もうとうに80歳は超えていらっしゃるようだがお元気そうだ。お経の後、ありがたいお話をいくつか聞かせていただき、今年のお参りも滞りなく終えた。
暑い夏がやってくると、必ず目にする事故「熱中症」。車内に子供を放置したまま買い物やパチンコに興じた母親が、戻ってくるとぐったりしている我が子を見つけ病院に連れて行くも、もうこと切れているといった事故(ある意味事故とは云えないかもしれないが)。

以前から何度も何度も報道され「車内が60度以上の高温になる」とか、「このような子供の扱いに親としての責任を問う」等の意見は繰り返しあっていた。

でも・・・この事故はなくならない。何故かいつか何処かであっている。一体、何故なんだろう。人というものは“学習する”生き物であるのに、全くこういった事柄は“学習”されない。

私が小さいころ、母は外出した際は必ず手をつないでくれた。人混みであればあるほどギュッと手を握ってくれていた。でも今のお母さん達は違うタイプが多い。公共の場を周囲の迷惑を顧みずに我が子を走り回らせ、自分達は友人とお喋りに夢中。レストランでも奇声を上げ、居酒屋で他の卓の周りを走り運んでくる店員さんの足元をチョロチョロしててもビ−ルや酎ハイ片手に知らん顔。しかし転んで頭を打とうものならお店に文句をいう。「こんなところにテ−ブルを置くから」「こんな角のあるテ−ブルなんて危ない」

見ていて情けない。わが国が崩壊するのを目にするのだろうか?
そんな日が来ないことを祈る。

極彩色の夏の夜

2005年8月10日 日常
今夜は友人医師M君のお誘いで隣県のY町まで花火大会を見に行く。Y町は港町。M君のご自宅は湾内に面しているため、眼前に花火が観覧できるらしい。

長い道中を経てようやくM君邸に到着。と同時に花火が上がり始めた。M君に急がされて階上のテラスに上がった。眼前には大きな色鮮やかな花火が勢いよく打ちあがっている。しかもテラスには100人くらいのお客さんが各々のテ−ブルを囲んで楽しそうに観賞している。

“う〜ん・・・花火も凄いがお客さんの数も凄いぞ!恐るべしM君”と心の中でつぶやいた。

何はともあれ雄大で色鮮やかな花火が漆黒の夜空に映える。大きな球形のものから枝垂桜の様に余韻たっぷりの情緒あふれるものまで、途切れなく夏の夜を彩る。

久しぶりに見た大きな大きな花火。こんなに素敵な夏の夜を見せてくれたM君に感謝。私の人生にはどんな花火が打ちあがるのだろう?それはまだまだ秘密のようだ・・・

最後に「協賛もしとらんでから、ヨカ花火ば見せてもろうたね〜」と酔ったM君の言葉には皆で笑ってしまった・・・!

父親の想い

2005年8月5日 日常
夜は父親とともに医師会関係の宴席へ出かけた。某ホテルの宴会場で立食パ−ティ。懐かしい顔にも出会えた。久しぶりに交わす会話もまた楽しい。

私を含め、二世代医院も多くなってきた。世代交代の時期が来ているのだろう。開業医の中には跡継ぎがいなく閉院されるところもある。私はあまり出来は良くないが、かろうじて父親と同業者になり、その中でも同じ道を選んだ。
「立食は疲れるから嫌だな〜」等と往きのタクシ−の中でぼやいていた父も広い宴会場を動き回り、会話を楽しんでいる様子。その姿を見てやはりこの道を選んで良かったと思うと同時に、その継続の責任の重さに再度気を引き締めた。

二次会は先輩の先生に連れられて歓楽街Nへ。父と同世代の先生が嬉しそうに「うちの倅は出来が悪いが優しい。本当に優しい」と何度も言っておられた。少し時間がかかって医師免許を取られた其処の若先生だが、真面目な立派な二代目として頑張っている。「もう後は天国に行く準備だけや」と笑いながら言われる先生にほのぼのとしたものを感じると同時に少しだけジ−ンときた。

気持ちの良いほろ酔い加減で少しだけ早目の帰宅。

ひょえ〜

2005年8月4日 日常
疲れた身体に喝をいれ、午後は1歳半健診へ出かける。泣き声が充満した狭い部屋の中、黙々と健診する。思いのほか、今回はアトピ−様の皮膚をした児が多くない。体格もほぼ正常範囲内ばかりだった。あくまでも「健診」であり、これは良いこと。「問題ないようですね」の言葉に母親も安心するようだ。

でも一つだけビックリしたことが・・・秘密に。

疲れた

2005年8月3日 日常
夕方から親戚関係のお食事会。幹事は私である為、今夜は酔えない。食事・お酒・場所、それぞれの内容に皆満足してくれた様子。安堵するとともに、ちょっと疲れてしまった・・・

まさに悪徳

2005年8月2日 日常
世間を賑わしている変な健康食品団体(宗教団体?)。茶色のありがたい粉末を食べ物にかけたりして摂取すると「ガンが消える」そうな。またお風呂に入れたら「常に浄化されてキレイな状態になる」ため、入れ替えしなくても良いらしい・・・汚すぎる!!

可哀想に糖尿病の女の子が亡くなっていた。「インスリンを打っていなかった」等と報道されていたから、きっと?型だろう。インスリン打たなくってどんどん食べていておそらく高血糖になってケト−シスになったんだろうな・・・身体きつかっただろうに、それでも「インスリン不要」「糖尿病が消える」という言葉に期待をして我慢したのだろうか?

画面に出てくるこの団体代表の男性。必要以上に饒舌でギラギラしていて気持ち悪い。この手の団体代表って共通しているのは妙に「ギラギラ」してるって事。人間の三大欲剥き出し。

チャングムで「食べ物を権力や陰謀の手段として使ってはいけない。そうする人を許さない」と年老いた最高尚宮が怒りに身を震わせながら、はっきり言う場面があった。

報道陣を夕食の場に招いて茶色の粉を振りかけて食しているその団体代表のぎらついた表情を見ていて、チャングムのその場面が思い出された。

人の弱みに付け込んで私利私欲を増やす人たち。同じ人間として情け無いし、許せない。早期の真相究明と措置を期待する。
先日の「暑気払い」の際にK先生が一冊のミステリ−を貸してくださった。高野和明「グレイヴ・ディッガー」。

高野和明の「13階段」について私は過去に絶賛した記憶がある。彼はこの作品で江戸川乱歩賞を貰うのだが、歴代の作品の中でもかなり秀逸なものと思った。当然K先生にも散々この感想を述べたわけであるが、K先生はそれを覚えておられたらしく本屋さんで彼の作品を目にし購入されたようだ。「かなり面白いですよ〜」とK先生のの書評。

中世期の魔女狩りを絡めた殺人事件のスト−リ−で、前述の作品とは全く違うタイプのミステリ−だ。しかし相も変わらず、読み手に映像を送り込むような描写が素晴らしい。気分的にはジェットコ−スタ−に乗っているようだ。あれよあれよという間に読み進み・・・気がつくとすっかり真夜中。そして、しっかり睡眠不足へと突き進む。

数日おいて、心を落ち着けてもう一度読み込む事とする。まさにう「一粒で二度美味しいミステリ−」
梅雨が明けたということで開業医のK先生と「暑気払い」を決行。でもお店を予約するに当って勝手に「暑気払いといえばビ−ル!ビ−ルの美味しいところにせねば・・・」と決め込み、予約の電話をかけたところ・・・ガァ〜ン!!店休日だった・・・。

こんな時って慌ててしまう。アタフタ、アタフタ・・・段取りが悪く開始時間が遅くなってしまった。

結局ビ−ルとはあまり関係ない「ひ○」。お洒落な和食のお店だ。まずは生ビ−ルで喉を潤し、日本酒へ突入。天然の海うなぎに舌鼓を打った。

K先生は大先輩だが、人格形成が整っていらっしゃるので、他愛も無い私の馬鹿話に至極傾聴してくださる。それを良いことにアルコ−ルの勢いも手伝って喋り捲る私。日常の愚痴や憤慨をニコニコと穏やかに相槌をうってくださるK先生。日々の診療も患者さんの訴えをこのようにして聞いていらっしゃるのだろう。

2軒目はワインレストランの「ラ・○○○・○・モ○○○○ュ」シャルドネの香り豊かな白ワインを頂く。最近は暑いせいか、キリッと冷えた白ワインがいたく美味しく感じる。熟成したゴ−ダチ−ズを肴にミステリ−の話などで盛り上がる。

夜もすっかり更け、楽しい「暑気払い」も幕を閉じた。

憂う土曜の午後

2005年7月23日 日常
午前の診療の終了間際に、急に胃部不快感を覚えた。病状説明をしながら、次第に気分が悪くなっていく自分がわかる。「あと、もう少しで吐くッ!!」という一歩手前で午前診終了。

一目散にトイレに駆け込む・・・あとは悲惨な事に・・・

思い当たる節を探すと、そういえば朝から「お喉ア〜ン」する度に「ゴフッゴフッ」と吐きかけられていたっけ・・・きっと微量にウィルスを吸い込んだのだろう。こんな事くらいで症状が出るなんて年取ったのかななんてちょっと寂しくなった。

吐き気止めを飲んで我が身を憂う土曜の午後。
朝から西へ東へとお仕事に励む。暑さは絶好調。ちょっとの間でも炎天下で駐車していると車内の温度はグングン上がる。

陽が落ちても暑い夏の夜。今夜はSちゃんと会食。久しぶりのイタリアン「カ○○○○ナ・○○○ヨ」。夏メニューを頂きながら、お喋りに花を咲かせる。

こんな暑い夜にはキリッと冷えたイタリアの白ワインが美味しく感じる。シャルドネの薫り高い黄金色の白ワイン。甘そうで実はちょっと辛目の味を堪能する。

わざとデザ−トはパスして2軒目の「プン○・○・○○マ」へ。実はここもワインレストラン。ボルド−の味わい深い赤ワインをこれまた堪能。でももっと吃驚はSちゃんの頼んだ「オ−ルドシェリ−をかけたプリン」。オ−ルドというだけあって50年物のシェリ−。いわれないとシェリ−とは思えないくらいこってりと濃厚な黒蜜のように変化していた。お店のWさんが「実は白玉団子が合うんですよ〜」とこっそり教えてくれた。

酔いも手伝って楽しい夜。そして気の置けない馥郁とした夏の一夜。
BLOG仲間の某さんが絶賛のドラマ「チャングムの誓い」。ものは試しと見ていたところ、すっかりとりこ。毎週木曜日が密かな楽しみ。

先週月曜日から何と前編の集中アンコ−ル放映が始まった。BSは居間にあるテレビしか見れない。20時からのゴ−ルデンアワ−。父が野球のナイタ−を見ている時間帯。「ちょっと見せて…」と懇願し、見ていたところ知りたがり屋の両親が興味を示してきた。

「最終的に朝鮮の医女になるんだって」というと親近感が沸いたのか、「ホォ〜」と父。食の知識の説明のナレ−ションに「へぇ〜」と頷く母。“チャングムウィルス”に感染したようだ。

夏の行方

2005年7月19日 日常
連休明けのためか来院者が多い。ひとしきり流行ったおたふく風邪・アデノウィルス・リンゴ病はやや鎮火傾向。そのかわり咳も鼻水も無い高熱の症状の患者さんが増えてきた。こんな時は髄膜炎にご用心・・・と自分に言い聞かせる。

庭ではセミが出番とばかりに大合唱。土の中に長い期間眠っていたのだから、思いっきり鳴かせてあげたいが、やはり限度を超えると暑さ倍増の修飾となる。

先日の大雨で渇水の心配は無いようだ。ホッと一安心。水不足だけはどうもやり切れない。

様々な危惧を抱え、今年はどんな夏になるのか・・・不安でもあり楽しみでもある今日この頃。

様々な夜を

2005年7月18日 日常
昨夜は先日の飛行機遅れのM先生とそのお友達と会食。場所は以前から話には良く聞いていたがまだ行った事のなかった「柳○○○堂」。人数が5人と多かったため、2階のお座敷へ案内された。居酒屋フリ−クの私としては、次回は是非カウンタ−に座ってみたいと思った。お刺身に“新秋刀魚の炙り”が出ていた。夏も通り越していないのに早くも秋の味覚が食卓に出てくるとは、不思議な世の中を感じさせられる。こうやって季節感が失われていくのであろうか・・・?

思いがけず「チャングム」ネタで盛り上がる。特にM先生は韓国ドラマが好きなお母様の影響だろうか、妙に詳しい。「今度患者さんが来たら脈診とっちゃおっかな〜」なんてチャングム風小ネタも披露。恐るべし、M君・・・。

せっかくだからと二次会は中州に繰り出す。人数が多いのでいつも使わせていただいている「ハ○○・○○○○○ス」へ。丁度カウンタ−が空いていてラッキ−!!ここのH氏はとても穏やかでホッとする空間をいつも与えてくれる。今夜も優しいカクテルとハ−ドリカ−を出してくれた。

笑って過ごせる夜もあれば、泣いて過ごす夜もある。Sは今夜はどんな夜を過ごしているのだろう。帰り道、そっと思いを馳せる。

甘やかし・・・

2005年7月17日 日常
朝から勉強会。

この疾患は生涯続く。当然、ある時期から内科に渡すわけだが、内科医師によると「小児科医師から引き継いだ患者のコントロ−ルが非常に悪い」ということらしい。この事は以前から言われてきた事で「小児科医は患者に甘い」との指摘もある。

確かにそうかもしれないが、小児というのは0歳から15歳までありその時の年齢で対応は随分変わる。その疾患を素直に受け入れる6歳もいれば、なかなか受け入れられない14歳だっている。でも内科は個人差があるが、ほぼ“自分の考えが確立した”状態。成人してしまえば自己責任で片付けられもする。

今回は「そういった隔たりをなくしましょう」という主旨の元のようだったが、言葉は優しくなっていてもやはりそのような空気が会場に満ち満ちているのは否めない。

色々な制限が強いられるこの疾患は、自立心が確立していない児にとっては辛いものだろうし、その親御さん達にも同様のことが要求される。そんな家族ひっくるめて診療にあたるのは小児科医にとってはどの疾患も同様だが、当たり前の事だ。一緒に悩んで考えていかなくてはならない。

厳しく言って来なくなってしまったら何にもならない。「ついついね〜」とため息が出てしまう。内科医のご批判はごもっとも。好きで甘やかしているわけではないのだけど・・・小児科医としての悲しい性分・・・
診療後、午後の便で東京へ向かう。明日は朝から勉強会。今夜は品川に宿泊。

I先生も参加しているため、毎度ながらの交流会。行き当たりばったりの居酒屋で例の研修医制度と彼の下のロ−テ−ション医達について大いに盛り上がる。

「そんな研修医は不可を付けるべき!!」と息巻く私に穏やかなI先生は「う〜ん・・・」と悩んでいる。ただでさえ忙しい日々を送るI先生に不快な思いをさせる研修医は許せないっ!!

ちょっとだけ銀座へ。美味しいラムを頂き、明日に備える。

愚行

2005年7月15日 日常
愚かな行為。自分で自分に“罰”を与え、遂行することで罪を償おうとする行為。わざと“幸せ”から目を背け自らを罰している。でも“罰”は自分が与えるものではない。神様が与えるもの。そして幸せから目を背けてはいけない。人は“幸せ”になるために努力し精進し、前を向いて人生をおくる。後ろばかり、振り返っても何の足しにもならない。

でも疲れる事だってある。これまでしてきたことが何の意味もなさない気がすることもある。こんな事したって無駄なんじゃないかと立ち尽くす事もある。

そんな時は腰を下ろしてゆっくり休む事。目を閉じて手を広げ足を伸ばして大きく息をする。

弱気になっても大丈夫だよ。凹んでも、明日は必ずやってくる。道は必ず開けてくる。そう心の中でおまじない。

私はそっと見守ることしか今は出来ない。よろよろ歩いている姿を見ても、その背には声を掛けられない。でもこれからもずっと味方だから。裏切らないから。

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